おうちコラム

 

【良いと思う家の条件】

私が思う良い家とは

「過ごしやすく落ち着く、わが家が一番なんてつぶやきながらリラックスできる」

そんなお家が良い家だと思います。

この例えが適切かわかりませんんが

例えばコップ

飲み物を注いで入れるものです。

100円ショップでも売ってますが

バカラのグラスの高級品もあります。

名前は有名ではないですが

作家さんが手作りで作っているコップもあります。

同じコップでも

全然違ってくると思います

使っていて気持ちいい

自分の手にしっくりくる

大量生産でもなく

ブランド品でもなく

手作り感がある思いが伝わるお家がいい家だと思います

早く仕上げて手間代を稼ぐと

作り手がスピード重視で作るもの

何年もかけてブランド名に恥じない物を作るもの

施主様の思いを感じながら作るもの

違いが出るに決まっていると思います。

 

だからこそ、新築やリフォームの仕事に携わる時には、まずはお客様の「想い」をたくさん聞かせて頂くようにしています。

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【年間に手掛ける軒数、その理由】

弊社が年間に手掛ける新築の軒数としては

2棟までと決めており、それには理由があります。

私が目指している会社の姿は売上規模の大きい会社ではなく、

困ったときに最初に相談をしたくなうような

「地域密着で昔からある工務店」です。

だからこそ、豊田市を中心としたエリアの小さなリフォームや

昔に建てられたおうちの大規模リノベーションも請け負います。

家は経年劣化するのでメンテナンスも必要です。

また、リフォームに関しては新築に比べると知識も技術も必要になってきます。

だからこそ、大工の知識と技術を駆使して、地域に貢献していきたいと思っています。

地域の人が家で困ったときに頼られる、そんな工務店であり続けたいこともあり

儲け主義に走らず、一軒一軒丁寧に携わらせえて頂いています。

また、規模を大きくして棟数を増やすとおのずと社員も増やす必要があり

固定費が増します。コロナウィルスの様に、景気が悪くなってしまうと、

そういった会社はたちまち資金繰りに困り、倒産のリスクが発生します、。

いつ何があるか分からないこの時代、住宅を手掛ける我々建築会社は

何があっても潰れてはいけないのです。

それはなぜかというと、弊社を信じて託して下さったお客様の家を守れなくなるからです。

だからこそ、利益に走らずコツコツと家造りに携わることを大切にしています。

幸い弊社に関しては、心から信頼出来、協力してくれる社外パートナーがたくさんいてくれてます。

だからこそ、社員を入れなくてもお客様に最高の家が提供出来るのです。

 

小さな経営で永く続ける、これこそが弊社にお家を託して下さったお客様への一番の恩返しだと思っています。

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【何故この仕事をしているか】

今でこそ豊田市を中心に新築・リフォームを手掛ける大工ですが、

私は今の大工の道に進む前に東京で3年ほど会社員をしていました。

ただ、サラリーマンをしている日々に変化を求め、オートバイの免許を取り

オートバイを購入して旅にでました。

国内に限らず日本語しか話せないにも関わらずオーストラリアまで

行ったりもしました。

旅を通じて色々な体験が出来、色々な生き方があることに気付きました。

たくさんの人に出会い、たくさんの価値観に触れ、自分らしい生き方を考え

自分の力で何かを成し遂げたいという想いから会社員を辞め、大工という道を選びました。

 

大工仕事は楽しくて本当に大好きです。住む人のことを想像して、どんな暮らしをしていくのか、

その為にはどんなデザインが良いかを思い描き設計して形にしていく。

0からモノを作っていくので色々悩みますが本当に楽しいです。

 

だからこそ、お引渡しの時は嬉し悲しです。

それはまるで娘を嫁にだすような気分です。

自分で手掛けながらこんなことを言うのは僭越ですが、

そうやって想える家を大切に想うお客様に提供出来ていることは

私の大工としての喜びであり誇りです、

 

「わたしが大工も設計も全て自分で手掛ける理由」

私は大工工事はもちろんですが、設計も自分でやります。

他の工務店は営業マンが営業をし、設計士に依頼し家の設計をしてもらいます。

ただ、設計を設計士さんにお願いしてしまうと私自身

家造りが好きでしょうがないのに想像、デザイン部分を取られてしまい

、その楽しさが半減してしまうということもありますが、

それ以上に住まれる施主様が必要としている家と、

設計士さんが作る家が必ずしもイコールにならないことがあります。

また必要以上に費用も発生してしまうので、私が自分でお客様の声に耳を傾け、

私が設計し、大工として形にしていくのです。

そうすることによって、お客様が心からご満足して頂ける家になると思っています。

ただ営業に関しては非常に苦手で下手なので、こんな私にも関わらず

家造りを託して下さったお客様においては感謝しかありません。

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